雨天・悪天候時の守備とグローブの扱い方|試合中〜試合後のケアを甲子園経験者が解説
こんにちは。Baseball Growth LabのSAKURAです。高校で甲子園、大学で全国大会を経験し、今はグローブの型付け・仕入れ・販売もしています。
雨天や悪天候での試合について、内野手からこんな悩みをよく聞きます。
- 雨で濡れた打球がいつもよりも弾きやすい
- グローブが水を吸って重くなり、動きが鈍くなる
- 試合中にグローブが濡れてしまったとき、どう扱えばいいか分からない
- 試合後、濡れたグローブをどう乾かせばいいのか不安
この前雨の中で試合をしたら、いつも捕れているゴロを何度も弾いてしまいました。グローブも水を吸ってずっしり重くなってしまって…。
雨天時は打球そのものが滑りやすくなる上に、グローブも水を吸って本来の性能が発揮しにくくなります。今日は試合中の扱い方と、試合後のケアまでまとめて整理していきましょう。
雨天時の守備で大切なのは、「濡れた打球は普段よりも弾きやすい」と前提を変えて捕球することです。さらに試合後は自然乾燥を徹底し、濡れたまま放置しないことが、グローブを長持ちさせる最大のポイントになります。
この記事の内容
| 見出し | 内容 |
|---|---|
| ① 雨天時に起こりやすい守備トラブル | 弾きやすさ・視認性の低下 |
| ② 雨の中での捕球・グラブの扱い方 | 普段との捕り方の違い |
| ③ 試合中にできるグローブの応急ケア | ベンチでの水分対策 |
| ④ 試合後の乾燥・メンテナンス手順 | 濡れたグローブのケア方法 |
| ⑤ 雨天時に避けたいNG行動 | やってしまいがちな失敗 |
①雨天時に起こりやすい守備トラブル
雨天・悪天候での守備には、晴天時とは違ったトラブルが起こりやすくなります。
- 打球・ボールが滑りやすくなる:表面が濡れることで、いつもの感覚より弾きやすくなる
- グローブが水を吸って重くなる:革が水分を含み、普段より操作性が落ちる
- グラウンドコンディションの変化:ぬかるみやイレギュラーバウンドが増え、通常の予測が通用しにくくなる
これらは技術不足ではなく、天候による条件の変化が原因であることがほとんどです。まずは「普段通りにいかない」ことを前提にすることが対策の第一歩になります。
②雨の中での捕球・グラブの扱い方
雨天時の捕球では、次のような点を意識するとミスを減らせます。
- 両手で挟み込むように捕球する:片手だけに頼らず、素手側も添えて弾かれるリスクを減らす
- グラブの面を立てすぎない:滑りやすい状態では、いつもよりも腰を低くし、面を寝かせ気味にしてボールを収める意識を持つ
- 捕球後はすぐに握り直す:濡れたボールは普段よりも滑りやすいため、送球前の握りを丁寧に確認する
基本のゴロ捕球の型がしっかりしていれば、雨天時の対応もその応用で乗り切りやすくなります。
③試合中にできるグローブの応急ケア
試合中にグローブが濡れてしまった場合は、次のような応急ケアが有効です。
- 攻撃中はベンチで表面の水分を拭き取る:タオルで軽く押さえるように拭き、こすりすぎない
- ビニール袋などで一時的に雨から守る:出場していない時間帯は極力濡らさないようにする
- 無理にドライヤーなどで乾かそうとしない:試合中の急な熱風乾燥は革を傷める原因になるため避ける
試合中はあくまで応急処置にとどめ、本格的なケアは試合後にしっかり行うことが大切です。
④試合後の乾燥・メンテナンス手順
試合後は、次の手順でグローブをケアしましょう。
- 表面の水分をタオルで丁寧に拭き取る:こすらず、押さえるように水分を吸わせる
- 風通しの良い日陰で自然乾燥させる:直射日光やストーブなどの熱源は革の急激な乾燥・ひび割れの原因になる
- 完全に乾いてからオイルでケアする:生乾きの状態でオイルを塗ると、油分と水分が混ざり劣化を早めることがある
汗や湿気全般への対策と共通する部分も多いので、日頃のお手入れ方法と合わせて確認しておくと安心です。
⑤雨天時に避けたいNG行動
雨天時のグローブの扱いで、次のような行動は避けましょう。
- 濡れたままバッグに入れて長時間放置する
- ドライヤーやストーブで急いで乾かそうとする
- 濡れた状態のまま強く握って型を整えようとする
- 翌日以降のケアを後回しにしてしまう
特に濡れたまま放置することは型崩れやカビの原因にもなるため、試合当日〜翌日のうちに必ずケアする習慣をつけておきましょう。
こんな人におすすめ
- ✅ 雨天時の試合で打球を弾いてしまうことが多い人
- ✅ 試合中にグローブが濡れたときの対処法が分からない人
- ✅ 試合後の正しい乾燥方法を知りたい人
- ✅ 悪天候が続くシーズンにグローブを長持ちさせたい人
- ✅ 高校・大学野球で雨天中止にならない試合を経験している人
型付け済みグローブを探している方へ
雨天時の試合が続くと、グローブの型崩れや革の傷みが早く進んでしまうこともあります。
ちゃんとケアしているつもりなんですけど、雨の試合が続いた影響か型が少し崩れてきた気がしていて…。
雨天が続くシーズンは、どうしても型崩れが早まりやすいです。私が実際に型付けしたグローブも出品しているので、シーズン中の予備として検討したい方はぜひチェックしてみてください。
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まとめ
雨天・悪天候での守備は、打球が滑りやすくなること、グローブが重くなることを前提に対応することが大切です。試合中は応急処置にとどめ、試合後は表面を拭いてから自然乾燥させ、完全に乾いてからオイルでケアする、という手順を徹底しましょう。
次に雨天の試合があるときは、まず捕球の意識を切り替えることから始めてみてください。
よくある質問
Q. 濡れたグローブはドライヤーで乾かしてもいいですか?
A. 熱風による急激な乾燥は革のひび割れや型崩れの原因になるため避けた方が良いと言われています。風通しの良い日陰での自然乾燥がおすすめです。
Q. 雨天時はどうしても打球を弾きやすくなりますか?
A. ボールもグローブも滑りやすくなるため、普段より弾きやすくなる傾向があります。両手で挟み込むように捕球することでリスクを減らせます。
Q. 試合後、濡れたグローブはすぐにオイルを塗ってもいいですか?
A. 生乾きの状態でオイルを塗ると劣化を早める場合があるため、完全に乾いてからケアすることをおすすめします。
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