引退後に草野球を始める元内野手へ|大人になってからの守備の楽しみ方
こんにちは。Baseball Growth LabのSAKURAです。高校野球・大学野球を通じて内野手を専門にプレーし、甲子園出場も経験しました。現在はその経験を活かして、型付け済みグローブの仕入れ・販売にも携わっています。
学生時代に本気で野球に取り組んでいた人ほど、引退後もどこかで「もう一度守備をやりたい」と感じることがあるのではないでしょうか。実際、私の周りにも引退後に草野球でプレーを続けている元選手が結構多くいます。今回は、大人になってから守備を楽しむために知っておきたいポイントを、身近な話も交えながらお伝えします。
「もう長く野球をしていないから、今さら始めても大丈夫だろうか」と不安に思う人も多いと思いますが、ブランクがあっても草野球を楽しんでいる元選手はたくさんいます。大切なのは、学生時代と同じ感覚でいきなりフルスロットルでプレーしないことです。今回は、無理なく野球との関わりを再開するためのポイントを整理していきます。
- 引退してから体を動かす機会が減り、また野球をやりたいと感じている
- 草野球を始めたいが、怪我をしないか不安がある
- 学生時代の道具をそのまま使うべきか、新しく揃えるべきか迷っている
- マスターズ甲子園のような大会があることを最近知った
社会人になってから野球をする機会がなくなってしまったんですが、もう一度守備をやりたいなと思うことがあります。
草野球をしている元選手、実は結構多いんですよ。ただ、学生時代と同じ感覚でプレーすると怪我をしやすいとも言われているので、今日はその注意点と、大人になってから野球を楽しむコツをお話ししますね。
結論から言うと、草野球でプレーを再開する際は「学生時代とは体の状態が違う前提で、ケガ予防を最優先すること」が何より大切です。そのうえで道具については、規定が少ない草野球だからこそ、学生時代のグローブにこだわらず自分の好きな道具を選んで楽しむという考え方をおすすめします。
この記事のポイント
| 見出し | 内容 |
|---|---|
| ①引退後に草野球を始める元内野手は多い | 大人になってもプレーを続けたい選手たちの実情 |
| ②草野球で特に注意したいケガのリスク | 学生時代との体の違いを踏まえた予防のポイント |
| ③マスターズ甲子園という大会の存在 | 甲子園経験者を対象にした大会の楽しみ方 |
| ④道具選びは規定が少ないからこそ自由に楽しむ | 学生時代のグローブにこだわらない選び方 |
こんな人におすすめ
- ✅ 引退後にもう一度守備を楽しみたい元内野手
- ✅ 草野球を始めたいが、ケガが心配な人
- ✅ マスターズ甲子園のような大会に興味がある人
- ✅ 学生時代の道具を使い続けるべきか迷っている人
- ✅ 大人になってから野球を再開したい人
ここからは、上の表で挙げた4つのポイントを、身近な話も交えながら詳しく解説していきます。
①引退後に草野球を始める元内野手は多い
私の周りを見渡しても、引退後に草野球でプレーを続けている元選手は結構多いです。社会人になって働きながらでも、休日にチームに所属してプレーを続けている人は珍しくありません。高校・大学まで本気で取り組んできた選手ほど、完全に競技から離れるのではなく、レベルや頻度を落としながらでも野球に関わり続けたいと思う人が多いのかもしれません。
草野球は、学生野球のように厳しい上下関係や練習量に縛られることなく、自分のペースでプレーできるのも魅力の一つです。守備の感覚を忘れないうちに体を動かしておきたいという人にとっても、草野球は現実的な選択肢だと思います。
チームの雰囲気もさまざまで、勝敗にこだわってガチガチにプレーするチームもあれば、初心者やブランクのある人でも気軽に参加できるアットホームなチームもあります。学生時代のような厳しい上下関係がないぶん、社会人になってから知り合った仲間と一緒に野球を楽しめるのも草野球ならではの魅力だと思います。自分に合った雰囲気のチームを見つけることが、長く楽しく続けるコツの一つです。
高校・大学の同期を見渡しても、社会人になった今も何らかの形で野球やソフトボールに関わり続けている人は少なくありません。プレーヤーとして続ける人もいれば、審判や運営に回る人もいますが、共通しているのは「完全に野球から離れるのはもったいない」という気持ちを持ち続けていることだと感じます。
②草野球で特に注意したいケガのリスク

草野球は結構怪我しやすいらしい、という話は私も周りからよく聞きます。学生時代と同じ感覚で急に全力プレーをすると、体がついていかず、肉離れやアキレス腱の怪我などにつながりやすいと言われています。特にブランクが長い場合は、頭でイメージしている動きと実際の体の状態にギャップが生じやすいので注意が必要です。
久しぶりに野球をする場合は、準備運動やウォームアップを普段以上に丁寧に行うこと、いきなり全力疾走・全力送球をしないことを意識してください。特に試合の最初の数打席・最初のノックは、体を慣らす意味でも8割程度の力感で動くくらいがちょうどいいと思います。学生時代であれば当たり前にできていた動きでも、ブランクがあると体の反応が追いつかないことがあるので、「若い頃と同じ感覚で動けるはず」という思い込みを一度手放すことが、ケガ予防の第一歩になると思います。準備運動の具体的な進め方については、以下の記事も参考にしてください。
また、練習・試合の頻度が学生時代より少なくなる分、日頃からのストレッチや軽い運動で体をケアしておくことも、ケガの予防につながります。年齢を重ねるほど、体のコンディション作りに時間をかけたほうがいいと私は感じています。
草野球で特に多いと言われるケガの例
周りの話を聞く限り、草野球では以下のようなケガが多いと言われています。いずれも「学生時代の感覚のまま急に動いてしまう」ことが原因になりやすいので、事前に知っておくだけでも予防意識が変わってくると思います。
- ダッシュ時の肉離れ(特にふくらはぎ・もも裏)
- 全力疾走時のアキレス腱の負傷
- 久しぶりの全力送球による肩・肘の張り
- スライディングやベースカバー時の足首の捻挫
症状が軽いうちに気づけるよう、プレー中に少しでも違和感があれば無理をせず、早めにプレーを中断する判断も大切です。「みんなに迷惑をかけたくない」と我慢してしまう人もいますが、大きなケガにつながる前に自分の体を優先してください。
試合の頻度が月に数回程度と少ない場合は、試合の前後だけでなく、普段の生活の中でも軽いストレッチや体幹トレーニングを取り入れておくと、体のコンディションを維持しやすくなります。学生時代のように毎日体を動かす習慣がない分、試合当日だけ頑張るのではなく、日頃からの積み重ねが大人になってからのケガ予防には特に重要だと思います。
③マスターズ甲子園という大会の存在
元高校球児を対象にした「マスターズ甲子園」という大会もあるらしく、これも楽しそうだなと個人的に思っています。かつての仲間やライバルと、大人になってから同じグラウンドに立てる機会があるというのは、学生時代とはまた違った特別な魅力があるのではないでしょうか。
こうした大会の存在を知っておくことは、日々の体づくりのモチベーションにもつながります。普段の草野球だけでなく、こうした特別な舞台を目標にすることで、無理のない範囲で長く野球を続けていくきっかけになると思います。
マスターズ甲子園のように「かつての高校球児」を対象にした大会だけでなく、地域や年齢層ごとに草野球の大会・リーグも数多く開催されていると言われています。普段は所属チームで気軽にプレーしつつ、こうした大会にも参加してみることで、野球へのモチベーションをより長く保ちやすくなるのではないかと思います。
私自身、まだマスターズ甲子園に出場したことはありませんが、いつか機会があれば挑戦してみたいと思っています。当時のチームメイトと同じユニフォームで再びグラウンドに立てるとしたら、それだけで十分に楽しい経験になりそうだなと想像しています。
甲子園という舞台の見方については、以下の記事でも紹介しています。
④道具選びは規定が少ないからこそ自由に楽しむ

高校野球はグローブの色やサイズに規定がありますが、草野球は基本的にそうしたルールが少なく、自分の好きな道具を自由に選べます。学生時代に使っていたグローブをそのまま使い続けるのも一つの選択肢ですが、せっかくなら型も色も自分の好みで選び直すのも、草野球ならではの楽しみ方だと思います。バットやスパイクなども含めて、規定に縛られず自分の好きなメーカー・デザインで道具一式を揃え直すのも、大人になってから野球を続ける楽しみの一つだと思います。
規定に縛られていた学生時代とは違い、自分が気に入った色・デザインのグローブでプレーできるのは、大人になってから野球を続ける醍醐味の一つです。昔のグローブを大事に使い続けるのも素敵なことですが、規定が少ないからこそ、これを機に自分の好きな道具を新調してみるのもおすすめです。
ただし、学生時代のグローブを長期間しまい込んでいた場合は、革の劣化や型崩れが進んでいることもあります。使う前に一度状態を確認し、必要であればお手入れをしてから使うようにしてください。長期間保管していたグローブの活用法については、以下の記事も参考にしてください。
草野球用のグローブを選ぶときのポイント
- 色・デザインは規定を気にせず、自分の好みを最優先していい
- 久しぶりのプレーなら、操作性の高いコンパクトなサイズも選択肢に入れる
- 頻度が少ない場合は、慣らし期間の短い型付け済みグローブも検討する
- 昔のグローブを使う場合は、紐の緩みや革のひび割れがないか確認する
学生時代は「チームで統一する」「規定に合わせる」といった制約があった人も多いと思いますが、草野球ではそうした縛りがほとんどありません。せっかくの機会なので、機能面だけでなく見た目の好みも含めて、自分がテンションの上がる一本を選んでみてください。
型付け済みグローブを探している方へ
これを機に新しいグローブを探したい方には、型付け済みグローブという選択肢もおすすめです。久しぶりに野球を再開する場合、慣らし期間を短縮できる型付け済みグローブは、忙しい社会人の方にも扱いやすいと思います。休日にしかプレーできない社会人にとって、慣らしのためだけに何度もキャッチボールの時間を確保するのは簡単ではないと思うので、最初から扱いやすい状態のグローブを選べるメリットは大きいはずです。私が仕入れ・型付けをしているグローブは、実際に握り替えの動作を確認しながら仕上げているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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まとめ
- 引退後も草野球でプレーを続けている元選手は多く、決して珍しい選択肢ではない
- 学生時代との体の違いを踏まえ、準備運動を丁寧に行いケガを予防する
- マスターズ甲子園のような大会もあり、体づくりのモチベーションにできる
- 草野球は道具の規定が少ないため、学生時代にこだわらず好きな道具を選んで楽しめる
引退したからといって、野球との関わりが終わるわけではありません。草野球という形でプレーを続けている元選手が多くいるように、大人になってからも守備を楽しむ道はいくつもあります。学生時代とは体の状態が違うことを踏まえて無理のない範囲でケガを予防しながら、規定の少ない草野球ならではの自由な道具選びも楽しみつつ、もう一度グラウンドに立ってみてはいかがでしょうか。ブランクがあっても、一歩踏み出せば、また野球の楽しさを思い出させてくれる仲間や舞台がきっと見つかるはずです。
よくある質問(FAQ)
Q. 草野球を始めるのに年齢制限はありますか?
A. チームによって規定は異なりますが、一般的に年齢の上限を設けていないチームも多いと言われています。年齢層が幅広いチームも多く、40代・50代になってから始める人も珍しくないようです。気になるチームがあれば、事前に募集要項を確認してみてください。
Q. 学生時代のグローブをそのまま使っても大丈夫ですか?
A. 保管状態が良ければ使えることも多いですが、長期間しまい込んでいた場合は革の劣化や型崩れが進んでいる可能性があります。使う前に状態を確認し、必要であればお手入れをしてから使うようにしてください。ひび割れや紐の劣化がひどい場合は、無理に使い続けず買い替えを検討したほうが安心です。
Q. マスターズ甲子園とはどんな大会ですか?
A. 甲子園に出場した経験がある選手などを対象にした大会があると言われています。詳しい参加条件や開催時期については、大会の公式情報を確認することをおすすめします。かつてのライバル校の選手と再びグラウンドで顔を合わせられるのも、こうした大会ならではの魅力だと思います。
Q. 久しぶりに野球をする場合、特に気をつけることは?
A. いきなり全力でプレーせず、準備運動を普段以上に丁寧に行うことです。試合の最初のうちは力感を抑えめにして、体を慣らしながら徐々にペースを上げていくことを意識してください。
Q. 一緒にプレーするチームが見つからない場合、どうすればいいですか?
A. 地域の草野球チームを募集しているSNSやアプリ、掲示板などを探してみるのも一つの方法です。学生時代のチームメイトに声をかけて、新たにチームを立ち上げるところから始める人もいます。まずは体験参加できるチームを探して、雰囲気を確かめてみるのもおすすめです。
Q. 草野球ではどんなケガに特に気をつければいいですか?
A. ダッシュ時の肉離れやアキレス腱の負傷、久しぶりの送球による肩・肘の張りなどが多いと言われています。少しでも違和感があれば無理をせず、早めにプレーを中断するようにしてください。
Q. 学生時代の道具を新調するなら、何から揃えればいいですか?
A. まずは一番肌に触れる機会の多いグローブから見直すのがおすすめです。頻度が少ないうちは、慣らし期間の短い型付け済みグローブを選ぶと、久しぶりのプレーでも扱いやすいと思います。
Q. 草野球チームには、どんなレベルの選手が集まりますか?
A. チームによって幅広く、高校・大学まで本格的にプレーしていた人から、野球経験の少ない人まで参加していることが多いです。事前にチームの雰囲気やレベル感を確認しておくと、自分に合ったチーム選びがしやすくなります。



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