ハイゴールドのグローブの評判|シリーズと向き不向き
最終更新日: 2026年10月20日
こんにちは。Baseball Growth LabのSAKURAです。高校野球・大学野球を内野手として続け、甲子園出場も経験しました。現在はグローブの型付け・仕入れ販売にも携わっています。
今回取り上げるのは、ハイゴールドのグローブです。先にお伝えしておくと、私自身がハイゴールドのグローブを長く使い込んだわけではありません。そのため、この記事は「使い込んだ感想」ではなく、調べた情報と、グローブを扱ってきた立場からの見立てをまとめたものです。評判や特徴、シリーズの違い、向いている人・向かない人を整理しているので、購入前の判断材料にしてください。
ハイゴールドについて、こんな疑問を持ったことはありませんか?
- ミズノプロやZETTなど大手メーカーと比べて、どんな特徴があるのか知りたい
- 周りに使っている選手が少なく、評判や使い心地が分からない
- 技極・心極・己極・真極と、シリーズが多くて違いが分からない
- 革が硬いと聞くが、自分のポジションに合うのか不安
ハイゴールドって、周りで使っている人をあまり見かけなくて、どんなグローブなのか全然分からないです…
情報が少ないぶん迷いますよね。私の使用経験ではなく、調べた事実と見立てを分けて、順番に整理していきますね。
ハイゴールドは、革がしっかり硬めで、捕球面にしわが入りやすく、価格を抑えやすいシリーズが多いメーカーというのが私の見立てです。ピッチャーやサードのように打球をしっかり受け止めたいポジションに向いている一方、グローブを手のように繊細に扱いたい人や、捕球面のしわが苦手な人にはおすすめしません。
この記事のポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 革の傾向 | しっかり硬め。使い込むとしわが入りやすい |
| 価格 | 軟式の己極は1.8万〜2万円台など、手頃なシリーズが多い |
| 向いているポジション | ピッチャー・サード |
| 向かない人 | 手のように扱いたい人、しわが苦手な人 |
こんな人におすすめ
- ✅ ハイゴールドのシリーズの違いを整理したい人
- ✅ 大手メーカー以外のグローブも検討したい人
- ✅ 価格を抑えつつ、しっかりした革のグローブを探している人
- ✅ ピッチャーやサードで使うグローブを探している人
- ✅ 周りと被りにくいグローブを使いたい人
ハイゴールドとは?

ハイゴールド(HI-GOLD)は、大阪市に本社を置く総合野球用品メーカーです。グローブのほか、バットやシューズ、バッグ、アパレルなども扱っています。販売店の紹介では「本物にこだわったものづくり」を掲げ、小学生から草野球まで幅広い層に支持されているメーカーとされています。
ミズノプロやZETT、ローリングスのような大手と比べると、店頭で見かける機会は多くない印象です。だからこそ、他の選手と被りにくいという良さもあります。メーカーごとの違いをざっくりつかみたい方は、こちらの記事もどうぞ。
ハイゴールドの主なシリーズと位置づけ
ハイゴールドのグローブは、いくつかのシリーズに分かれています。2023年時点の販売店の紹介をもとに整理しました。モデルや価格は毎年変わるため、購入前に公式サイトや取扱店で最新情報を確認してください。
| シリーズ | 展開 | 価格帯の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 技極(わざきわめ) | 硬式 | 5万〜6万円台 | 最上位のフラッグシップ。厳選したステアレザーを使った日本製 |
| 心極(こころきわめ) | 硬式・軟式 | 2万〜5万円台 | 和牛ステアレザー。深めのポケットで「素手感覚」をうたう、高校球児に人気のシリーズ |
| 己極(おのれきわめ) | 軟式 | 1.8万〜2万円台 | ツヤ出し加工の革。型にクセがなく、コスパ重視 |
| 真極(まこときわめ) | 硬式・軟式・ソフト | 2.7万〜2.8万円 | 2023年登場。「鷲掴み」がコンセプトで、革に柔らかさが残る |
ZETTにたとえるなら、最上位を担う技極はプロステイタスの立ち位置、軟式で上位モデルを選びたい人には心極の軟式がネオステイタスのような選択肢、というのが私のイメージです。公式の対応表ではなく、あくまで位置づけをつかむための目安です。ZETTのプロステイタスについては、こちらの記事で詳しく書いています。
このほかに、毎年さまざまな限定グラブも作られていて、硬式で3万円以内、軟式で1万円前後のものもあると紹介されています。
ハイゴールドの特徴と評判
①革はしっかり硬めで、しわが入りやすい
ハイゴールドについてよく聞くのが、革がしっかり硬めということです。私の印象も同じで、革が硬いグローブは、使い込むほど捕球面にしわが入りやすい傾向があると考えています。ハイゴールドも、私はしわが入りやすいグローブだと見ています。
しわは、革が手の動きに合わせて曲がることで自然に入るものです。硬い革は曲がる位置がはっきり出やすく、その分しわも目立ちます。型付けが進んで手に馴染むと同時に、しわも出てくるものだと考えておくと、購入後のギャップが少なくなります。型付けの期間の目安は、こちらの記事が参考になります。
②価格を抑えやすいシリーズが多い
調べた範囲では、ハイゴールドは価格を抑えやすいメーカーという印象です。軟式の己極は1.8万〜2万円台、真極は2.7万〜2.8万円、硬式でも心極は2万円台から選べるとされています。最上位の技極は5万〜6万円台と高価ですが、シリーズ全体では選択肢の幅が広く、予算に合わせて選びやすい構成です。
③型や用途で選べるシリーズ展開
深めのポケットで「つかむ・捕る」を重視した心極、クセのない型で扱いやすい己極、指への干渉を抑えて型付けしやすいとされる真極と、シリーズごとに狙いが分かれています。自分のプレースタイルに近い狙いのシリーズを選べるのは、メーカーとしての強みだと感じます。
④他の選手と被りにくい
大手メーカーに比べて使っている選手が多くないぶん、チームメイトや相手チームと同じグローブになりにくい点も魅力です。同じく使用者が限られるメーカーとして、ハタケヤマのレビューもあわせてご覧ください。
気になったところ
気になる点は3つあります。1つ目は、革が硬めなので、購入直後は手に馴染みにくく、型付けに時間がかかることです。すぐに柔らかい状態で使い始めたい方は、ある程度の型付け期間を見込んでおく必要があります。硬式と軟式で型付けの考え方が異なる点は、こちらの記事で解説しています。
2つ目は、捕球面にしわが入りやすいことです。しわは使い込むうちに自然に入るものなので、避けるのは難しく、見た目や感触が気になる方には向きません。
3つ目は、大手に比べて店頭で試着できる機会が少ないことです。サイズ感や革の硬さは実物で確かめるのが一番ですが、見かける機会が多くないため、オンラインの情報に頼る場面が増えます。公式サイトには取扱店舗の一覧があるので、近くで試せる店舗がないか確認してみてください。
向いているポジションと向かない人
おすすめしたいポジション
革が硬めのグローブは、繊細に扱うよりも、打球をしっかり受け止める使い方と相性が良いと考えています。そのためハイゴールドは、ピッチャーやサードで使うグローブとして候補に挙げやすいメーカーです。ただしシリーズや個体で革の硬さは変わるので、あくまで私の見立てとして参考にしてください。ポジションごとのグローブの選び方は、こちらのまとめ記事で整理しています。
おすすめしない人
- グローブを手のように繊細に扱いたい人
- 捕球面にしわが入るグローブが苦手な人
- 購入してすぐ、柔らかい状態で使い始めたい人
二遊間のように、グローブを手の延長として素早く操作したい方は、もともと柔らかく扱いやすいシリーズや他メーカーも比較したほうが安心です。
ハイゴールドを選ぶときのチェックポイント
- 硬式か軟式か:シリーズごとに展開が違います(技極は硬式、己極は軟式など)
- 型付けの期間を見込む:革が硬めなので、試合で使い始めるまでの時間に余裕を持たせます
- 試着できる店舗を探す:公式サイトの取扱店舗一覧で確認します
- フリマで買うなら状態を確認:出品の写真と説明で、革の状態や型を見極めます
フリマアプリで中古を探す場合の注意点は、こちらの記事にまとめています。
ハイゴールドの内野手用グローブが気になる方へ
在庫や価格、モデルのラインナップは変動するため、購入を検討している方は下記リンクから最新の状況をチェックしてみてください。
型付け済みグローブを探している方へ
「気になるメーカーだけど、自分で型付けする自信がない」という方に向けて、私自身が一つひとつ型付けしたグローブをメルカリ・Yahoo!フリマで販売しています。
硬めの革を自分で育てていく自信がないので、最初から型付けが済んでいると助かります
革の硬さを見ながら型付けをしているので、届いてすぐに実戦へ近い感覚で使い始めていただけますよ。気になる方はぜひチェックしてみてください。
👉 Baseball Growth Lab のメルカリショップはこちら
👉 Baseball Growth Lab の Yahoo!フリマはこちら
まとめ
- ハイゴールドは、革が硬めでしわが入りやすく、価格を抑えやすいシリーズが多いメーカー
- シリーズは技極・心極・己極・真極などに分かれ、硬式・軟式や価格帯が異なる
- ピッチャーやサードのように、打球をしっかり受け止めたいポジションに向いている
- 手のように繊細に扱いたい人や、しわが苦手な人にはおすすめしない
- 店頭で試着できる機会は少ないので、取扱店舗や最新情報は公式で確認する
この記事は、私がハイゴールドを長く使い込んだ体験談ではなく、調べた情報と、グローブを扱ってきた立場からの見立てでまとめました。シリーズや価格は変わることがあるので、購入前には必ず公式サイトや取扱店で最新の情報を確認してください。今後、ハイゴールドを実際に仕入れて型付けする機会があれば、その感想もこの記事に追記します。
よくある質問
Q. ハイゴールドのグローブは初心者にもおすすめですか?
A. 革が硬めなので、購入直後から柔らかいグローブを使いたい初心者の方にはやや扱いにくい可能性があります。型付けに時間をかけられる方や、型付け済みの個体を選べる方に向いています。
Q. ハイゴールドのグローブはしわが入りやすいですか?
A. 私は入りやすいほうだと見ています。革が硬めのグローブは、使い込むほど捕球面にしわが入りやすい傾向があります。しわが苦手な方はおすすめしません。
Q. 技極と心極はどう違いますか?
A. 販売店の紹介では、技極は最上位のフラッグシップで硬式のみ、心極は和牛ステアレザーを使い、深めのポケットで「素手感覚」をうたうシリーズとされています。技極は5万〜6万円台、心極は2万〜5万円台と価格帯も異なります。最新の仕様は公式サイトで確認してください。
Q. 軟式で使えるシリーズはありますか?
A. 己極は軟式用、心極と真極は硬式・軟式の両方で展開されていると紹介されています。モデルは毎年変わるため、購入前に最新の展開を確認してください。
Q. どこで購入できますか?
A. 公式サイトに取扱店舗の一覧とオンラインショップが案内されています。大手と比べると店頭で見かける機会は多くないので、まず公式サイトで近くの取扱店を確認するのがおすすめです。
あわせて読みたい
- 【レビュー】ハタケヤマ 内野手用グローブ
- 【6年間使用レビュー】ZETTプロステイタス
- 国内グラブメーカーの特徴をざっくり整理|ミズノ・ZETT・SSKなど「らしさ」の違い
- 内野手のグローブ選び完全ガイド|サイズ・ポジション・ブランドから探す
- グローブ型付けにかかる期間の目安|自分と店頼みの違い



ZETT プロステイタス
ローリングス
ザナックス トラストシリーズ