こんにちは。Baseball Growth LabのSAKURAです。高校で甲子園、大学でも試合に出場した経験があり、今はグローブの型付け・仕入れ・販売もしています。

型付けレビューシリーズの第二弾は、ZETTプロステイタス 軟式内野手用・BRGB30236(二塁手・遊撃手用)です。前回は硬式のオーダー品(吉川モデル)でしたが、今回は軟式の既製品。同じプロステイタスでも、革の質感や型のつき方がどう違うのか、自分自身も楽しみにしながら型付けしました。想定したのは、本来のポジションであるセカンド・ショートに加えて、サードでも使いやすいようにという点です。深めのダブルポケットで、少し大きめのショート用として仕上げています。

こんな人におすすめ!

  • ✅ 軟式でショート・セカンドを中心に守る人
  • ✅ サードとの兼用など、複数ポジションを守る内野手
  • ✅ 深めのポケットでしっかりつかみ捕りをしたい人
  • ✅ 硬式より型がつけやすいグラブを探している人
  • ✅ 型付け済みですぐ実戦に近い状態で使い始めたい人

ZETTプロステイタス 軟式内野手用(BRGB30236)とは?

BRGB30236は、ZETTプロステイタスシリーズの軟式グラブで、二塁手・遊撃手用として展開されているモデルです。サイズは3、重さは520g前後(±30g)で、掴み捕りパターン・手口逆巻きの仕様になっています。表革・平裏ともにプロステイタスRレザーが使われており、価格帯は税込33,000円前後(2026年9月時点、価格は販売店により変動)と言われています。私自身は高校・大学でプロステイタスの硬式モデルを6年間使ってきましたが、今回はその軟式版を型付けするのは初めてでした。プロステイタス全体の革質については、以前のレビュー記事でも詳しく触れています。

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野球少年

もともと二塁手・遊撃手用のグラブなのに、サードでも使えるように型付けできるんですか?

SAKURA

はい、できます。ベースは二遊間用のモデルでも、ポケットの深さや大きさを型付けの段階で調整すれば、サードでも扱いやすい仕上がりに寄せられます。今回はそのつもりで型付けしました。

実際に型付けして感じたメリット

①軟式ならではの型のつけやすさと、しっかりした革質の両立

型付けを始めてまず感じたのは、軟式用は硬式用に比べて型がつけやすいということでした。前回型付けした硬式プロステイタスは革の張りが強く、型がつくまでに1週間ほどかかりましたが、今回の軟式版はそれよりもスムーズに手に馴染んでいきました。それでいて革自体はしっかりしていて、薄っぺらさは感じません。硬式・軟式で型付けの進み方がどう違うかは、以前の記事でも詳しく解説しています。

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②深めのダブルポケットで、しっかりつかみに行ける仕上がり

今回の型付けでは、グラブの中に2箇所ポケットを作り、深めに設定することでしっかりつかみに行ける形に仕上げました。1点だけにポケットを絞ると、角度が変わったゴロや強い打球で弾かれやすくなることがありますが、2箇所で捕球面を支えるようにすることで、ボールを面で受け止める感覚に近づけられます。深さを出したのも、グラブの中でボールが泳がずに収まるようにという狙いです。ポケットの位置による捕球感の違いは、こちらの記事でも解説しています。

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③ショート想定でやや大きめに、サードでも扱いやすい汎用性

BRGB30236は本来セカンド・ショート用のサイズ感のモデルですが、今回は少し大きめのショート用を想定して型付けしました。そのうえで、サードでも使いやすいように仕上げています。サードは強い打球や不規則なバウンドに対応する場面が多いポジションなので、二遊間用のベースであっても、ポケットを大きめ・深めに取ることである程度カバーできると感じています。ポジションごとに型付けで意識すべきポイントの違いは、こちらの記事にまとめています。

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④プロステイタスらしい「グローブの顔」の良さと、クロスウェブの使いやすさ

これは完全に好みの話にはなりますが、ZETTのグローブ、特にプロステイタスはグローブの顔(見た目の印象)が良いと、型付けをしながらあらためて感じました。型に手を入れながら仕上がりのシルエットを見ていくのも、型付けの楽しみの一つです。今回のウェブはクロスウェブで、指の間から見える網目のバランスも含めて、とても使いやすそうな印象を受けました。ウェブの種類ごとの特徴については、こちらの記事も参考にしてください。

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気になったところ

BRGB30236はもともと二塁手・遊撃手用として設計されたモデルです。今回は型付けでポケットを深め・大きめに仕立てることでサードにも対応させましたが、最初からサード専用として作られているモデルと比べると、サイズそのものの余裕という点では一歩譲る部分があります。強い打球への安定感を最優先するなら、サード専用モデルを選んだほうが向いている場合もある、というのは正直なところです。

総合評価

項目評価
革質(しっかり感)★★★★☆
型のつけやすさ(軟式ならでは)★★★★★
ポケットの捕球感(深め・ダブルポケット)★★★★★
サードでの汎用性★★★★☆
見た目・クロスウェブの操作性★★★★★

総合評価:★4.5/5.0

軟式らしい型のつけやすさと、プロステイタスらしいしっかりした革質を両立していて、ショート・セカンドを中心に扱いやすい仕上がりになりました。サードでの汎用性はサード専用モデルに一歩譲るものの、一台で複数ポジションをカバーしたい選手には十分満足できる出来だと思います。

まとめ

  • 軟式用は硬式用より型がつけやすく、それでいて革質もしっかりしていた
  • 2箇所のポケットを深めに作り、しっかりつかみに行ける仕上がりに
  • 少し大きめのショート用として型付けし、サードでも使いやすいように調整
  • プロステイタスらしいグローブの顔の良さと、クロスウェブの使いやすさを実感
  • サード専用モデルほどの余裕はないが、複数ポジション兼用には十分なグラブに

ショート・セカンドを中心に、サードも守る機会がある選手には特におすすめできる一台です。型付けレビューは今後もグローブを仕入れるたびに続けていく予定なので、次回作もお楽しみに。

ZETTプロステイタスの軟式内野手用グラブを検討したい方へ

在庫や価格、納期は変動するため、購入を検討している方は下記リンクから最新の状況をチェックしてみてください。

型付け済みグローブを探している方へ

今回ご紹介したこのZETTプロステイタス 軟式内野手用(BRGB30236)は、状態や使用感が分かる写真付きで販売予定です。気になった方は、下記の商品ページからチェックしてみてください。

型付け後の実際の仕上がりは、動画でも紹介する予定です。

@baseball_growth_lab0

こちらはウェブ下〜薬指下にかけてポケットを作っており、グローブ全体を広く使える型に仕上げています。 #ZETT #プロステイタス #グローブ #内野手

♬ オリジナル楽曲 – し。🎧 – 【曲紹介】しー。🎧

この商品の販売ページはこちらです。

野球少年

型付け済みのグローブって、個人が出品してるものですよね?ちゃんとしたものが届くのか正直ちょっと不安です…

SAKURA

気持ちはよく分かります。私は自分で実際に型付けを行ったグローブだけを、状態や使用感が分かるように写真付きで出品しています。今回のように、型付けの工程や意図まで記事にしているので、その点は安心してもらえたらと思います。

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