こんにちは。Baseball Growth LabのSAKURAです。高校で甲子園、大学でも試合に出場した経験があり、今はグローブの型付け・仕入れ・販売もしています。これまでミズノプロ、ザナックス、SSK、ローリングス、ハイゴールド、ハタケヤマなど、さまざまなメーカーのグローブに実際に触れてきました。

今回は、当ラボの新しいシリーズ「型付けレビュー」の第一弾として、ZETTプロステイタス オーダー・吉川モデル(硬式内野手用・小指2本入れ)を実際に型付けした様子と仕上がりを、本音でレビューしていきます。プロステイタスは私自身が高校・大学の6年間使い続けたモデルでもあり、数あるグローブの中でも一番思い入れのあるシリーズです。仕入れたグローブに実際に手を入れる過程を、購入・型付け済みグローブ選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

こんな人におすすめ!

  • ✅ ショート・セカンドなど二遊間を中心につかみ捕りをしたい人
  • ✅ 小指2本入れで手のフィット感を高めたい人
  • ✅ 硬式用プロステイタスならではの革の張りを試してみたい人
  • ✅ 型付け済みですぐ実戦に近い状態で使い始めたい人
  • ✅ 一つのグローブを長く育てて使っていきたい人

ZETTプロステイタス オーダー・吉川モデルとは?

プロステイタスは、ZETTの内野手用グローブの中でも上位に位置するシリーズと言われています。以前の記事でも紹介した源田モデルや今宮モデルと同じように、実際にプロで活躍する内野手のプレースタイルをベースにした型番がいくつも展開されているのが特徴です。今回型付けしたのは、その中でも吉川モデルのオーダー品で、硬式内野手用・小指2本入れ仕様のグローブです。オーダーグローブについての詳しい流れは、こちらの記事でも解説しています。

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革質については、以前公開した6年間使用レビューの記事でも触れましたが、硬式用のプロステイタスは総じて革の張りが強く、密度の高い作りになっている印象があります。今回のオーダー品でも、その傾向は変わりませんでした。詳しい耐久性・革の張りの実感については、こちらの記事も参考にしてください。

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野球少年

プロステイタスのオーダー品って、既製品とどれくらい違うんですか?

SAKURA

ポジションや捕り方の好みに合わせてポケット位置や仕上がりを変えられるのが一番の違いです。今回は、私自身がショートで使うことをイメージして型付けしました。

実際に型付けして感じたメリット

①硬式プロステならではの革の張り

型付けを始める前に、まず革を触って感じたのはやはり硬式用プロステイタスの革の張りの良さでした。これまで数多くのグローブを仕入れて型付けしてきましたが、硬式プロステの革は密度が高く、しっかりとした芯を感じます。この張りの強さこそが、以前の記事でも紹介した「6年間使っても現役で使える耐久性」の土台になっていると、今回あらためて実感しました。

②ウェブ下・薬指下のダブルポケットでしっかりつかみに行ける仕上がり

今回の型付けでは、ウェブ下と薬指下の2箇所にポケットを作り、しっかりつかみに行けるグローブに仕上げました。ショートというポジションは、正面のゴロだけでなく、逆シングルや流れながらの捕球など、ボールがグラブに入ってくる角度が試合の中で大きく変わります。ポケットを1点に絞りすぎず、ウェブ下・薬指下の両方でしっかり収まるように作ることで、どの角度からのボールにも対応しやすい仕上がりを意識しました。

③小指2本入れ×ショート想定の型で操作性を高めた

このグローブは小指2本入れ(コユニ)仕様で、手首に近い側の動きを出しやすくする狙いがあります。ショートは併殺や素早いトス、逆シングルからの体勢の立て直しなど、グラブさばきのスピードと繊細さが求められるポジションです。小指2本入れの操作性と、ウェブ下・薬指下のダブルポケットの組み合わせが、狙い通りショート向けの仕上がりになったと感じています。小指2本入れのメリット・デメリットについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

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④一度型がつけば型崩れしにくく、良い状態をキープしやすい

硬式プロステは革の張りが強いぶん、正直なかなか型がつきません。ただ、これは裏を返せば一度しっかり型をつけてしまえば、その後は型崩れしにくく、良い状態を長くキープしやすいということでもあります。時間をかけて丁寧に型付けした分だけ、仕上がりの安定感で返ってくる感覚があり、型付けをしていて一番手応えを感じる部分でした。

正直に言うと、プロステイタスは私が今まで型付けしてきたグローブの中でも一番好きなシリーズです。自分自身も高校・大学の6年間プロステを使い続けてきたので、同じシリーズのグローブを型付けする作業は、実感を持って進められましたし、純粋に楽しい時間でした。

気になったところ

正直に言うと、一番のポイントは型がつくまでに時間がかかることです。今回は焦らず1週間ほどかけてゆっくり型付けを行いましたが、革の張りが強い分、柔らかい革のグローブと比べると工程に時間を要します。これは前述の通り「型崩れしにくさ」と表裏一体のポイントなので、良くも悪くも、という面はありますが、すぐに使い始めたい方は完成までの時間を見込んでおく必要があります。型付けにかかる期間の目安については、こちらの記事も参考にしてください。

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総合評価

項目評価
革質(張り・耐久性)★★★★★
ポケットの捕球感(つかみ捕り)★★★★★
小指2本入れの操作性★★★★☆
型付けのしやすさ(スピード)★★★☆☆
仕上がり後の型崩れしにくさ★★★★★

総合評価:★5.0/5.0(満点)

型付けに時間がかかる点はありますが、それを補って余りある革の張りと、一度仕上げた後の型崩れしにくさ、ショート向けに狙った捕球感の仕上がりを踏まえて、満点評価としました。

まとめ

  • 硬式プロステイタスならではの革の張りを、型付けの工程からあらためて実感した
  • ウェブ下・薬指下のダブルポケットで、ショートでのつかみ捕りに対応した仕上がり
  • 小指2本入れの操作性も活かし、二遊間での動きを意識した型に
  • 型がつくまで1週間ほど時間がかかったが、その分型崩れしにくい仕上がりに
  • 自分が一番好きなプロステイタスを型付けできて、作業自体も楽しかった

一つのグローブを長く大事に使っていきたい選手には、今回のようなプロステイタスの仕上がりは特におすすめです。型付けレビューは今後もグローブを仕入れるたびに続けていく予定なので、次回作もお楽しみに。

ZETTプロステイタスのオーダーを検討したい方へ

在庫や価格、納期は変動するため、購入を検討している方は下記リンクから最新の状況をチェックしてみてください。

型付け済みグローブを探している方へ

今回ご紹介したこのZETTプロステイタス オーダー・吉川モデルは、状態や使用感が分かる写真付きで販売中です。気になった方は、下記の商品ページからチェックしてみてください。

型付け後の実際の仕上がりは、動画でも紹介しています。

@baseball_growth_lab0

小指2本・ウェブ下ポケット 操作性重視で仕上げました。 捕球音かなり良いです。 #ZETT #プロステイタス #内野手 #グローブ #硬式野球

♬ オリジナル楽曲 – し。🎧 – 【曲紹介】しー。🎧

この商品の販売ページはこちらです。

野球少年

型付け済みのグローブって、個人が出品してるものですよね?ちゃんとしたものが届くのか正直ちょっと不安です…

SAKURA

気持ちはよく分かります。私は自分で実際に型付けを行ったグローブだけを、状態や使用感が分かるように写真付きで出品しています。今回のように、型付けの工程や意図まで記事にしているので、その点は安心してもらえたらと思います。

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